税理士法人ツチダ会計
土田茂博（関東信越会新潟支部）

事務所ホームページ（HP）
http://tsuchidakaikei-coss.tkcnf.com/

Q　ホームページ（HP）の運用で工夫されていることは何ですか？

　関与先に対して事務所の活動結果の報告という意味も含め、更新は欠かせません。毎月スケジュールを立て計画的にHPの更新を行っています。掲載する内容は主に、関与先支援としてのセミナーや研修の案内、毎月作成している事務所通信などです。私の考えをHP更新担当の職員に伝え、その後は職員が更新の依頼や細かなやり取りをサポートセンターとするという仕組みで、毎月のHP更新も大きな負担にならずに済んでいます。
　HPを自分で作成・運用することがスキル的に難しいので、これらをサポートしてくれる「HP毎月更新サービス」はありがたいと思いました。知識がなくても簡単に運用できる点は大きな利点です。

Q　TKCコンテンツの反響はいかがですか？

　定期的に更新される税務、会計に関する「お役立ちコーナー」は関与先への情報提供として最適です。平成21年2月に関与した中堅会社では、各営業所の経理担当者が当事務所のHPで勉強してくださっているようです。「有益な情報を載せている」と言っていただけるとモチベーションもアップしますね。

Q　地域の他メディアにも広告を出されていらっしゃいますね。

　当事務所ではHPの他に、しつこくならない程度に地域の媒体に広告を出し、なおかつ事務所HPのURLを載せています。また検索キーワードにも目を配り、地域の方がインターネットで検索した時にヒットするように、少しでも目に留まるようにしています。おかげさまで検索結果では上位に表示されているので、アピールはできているかと思います。
　税理士業は「地域密着」の商売なので、できる限り地元の方に知ってもらう必要があります。より共感を持ってもらえるよう、柏崎のシンボル「米山」の写真を掲載して地域色を出すようにしています。

Q　今後の展望をお聞かせください。

　事務所の活動としてすでに実施、定着している研修や小学習会の紹介に力を入れていきたいので、これら研修情報をHPで告知し、お客様との架け橋としたいですね。税制改正や労務改正の学習会はもちろん、WordやExcel等の研修など、中小企業の方に役立つさまざまな企画を通じて当事務所に興味を持っていただき、最終的には顧客の拡大につなげていきたい。全力で中小企業を支援して、お客様から良い反響をいただければ、これほど嬉しいことはありません。

（会報『TKC』平成23年2月号より転載）