事務所HP活用事例

「味気のある」コンテンツでアットホームな雰囲気を演出

甲賀伸彦会員

足立昌幸会員・足立潤子会員

税理士法人足立会計事務所
足立昌幸・足立潤子(神奈川会西南支部)


事務所ホームページ(HP)
http://www.tkcnf.com/office-mj/

Q ホームページ(HP)導入のきっかけはどんなものでしたか。

 昌幸 平成17年にSCGからの提案でHPを立ち上げました。それまではダイレクトメールを発送していたのですが、手間とコストがかかる割に反応がない。広告が紙媒体からウェブへと大きく変化していた頃でしたし、開業間もない時期で「何でもやってみよう!」という気持ちも強かったので導入に踏み切りました。

Q HP内のこだわりのコンテンツを教えてください。

 潤子 心がけているのは「味気のあるHP」。自慢のコンテンツは、ラジオ「エフエム戸塚」で毎週放送中の「潤子のBook cafe」(音声ファイル)や、読書後の感想をつづった「書籍のコーナー」、オリジナルの事務所通信「足立会計レポート」などです。それぞれバックナンバーも掲載し、この蓄積が事務所の特色にもなっています。さらに、事務所の「商品」である私たちや支えてくれているスタッフがどんな人か伝わるように、HPからブログやFacebookに飛べるようにもしています。HPをご覧になったお客様は「アットホームな雰囲気の事務所だね」と言ってくださいます。

Q 問い合わせを獲得する秘訣は何でしょうか?

 潤子 定期更新を仕組み化するため、昨年、HP担当者を置きました。週に1回は、担当者がサポートセンターに依頼して更新しています。更新しなければアクセス数は増えませんし、アクセスがなければお問い合わせも増えませんからね。

Q 開業したての会員先生方へ、アドバイスをお願いします。

 昌幸 「待ち」の姿勢ではダメ。とにかく露出度を上げること。時代に合わせた事務所PR術を駆使しなければいけないと思います。HPも最初は真似でもいい。とりあえず作ってから、自分の特色を出していけばいいと思いますよ。まずは、「何でも行動しよう!」という気概が必要なのではないでしょうか。

 潤子 HP経由での成約は相続案件が2~3件、法人は4~5件程度あります。1件でもお客様になっていただければHP分の経費は十分ペイできますよ。それにサポートセンターをたくさん利用させてもらっているので(笑)、そうした面でも、HPは非常にコストパフォーマンスの良い広告媒体だと思いますね。


■税理士法人足立会計事務所
 住所:神奈川県横浜市戸塚区戸塚町16番地14 ベルハビル502
 電話:045-865-3081

(会報『TKC』平成24年3月号より転載)