掲載日:2024.06.21
国税庁
国税庁「令和4年度分会社標本調査結果」を公表
令和6年6月20日(木)、国税庁ホームページで「「令和4年度分会社標本調査結果」を掲載しました」等が公表されました。
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/kaishahyohon2022/kaisya.htm
(令和4年度分統計表一括ダウンロード)
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/kaishahyohon2022/pdf/R04.pdf
(令和4年度分「会社標本調査」調査結果について(報道発表資料))
https://www.nta.go.jp/information/release/pdf/kaishahyohon2022.pdf
[調査結果の概要]
- 令和4年度分の法人数は291万4,253社で、このうち連結親法人は1,002社、連結子法人は4,406社、通算親法人は921社、通算子法人は10,642社。
- 資本金の総額は145兆9,888億円。
- 令和4年度分の法人数291万4,253社から、連結子法人(4,406社)を差し引いた290万9,847社のうち、欠損法人は177万7,413社で、欠損法人の割合は61.1%。このうち連結法人(1,002社)については、欠損法人が439社で、欠損法人の割合は43.8%、通算法人(11,563社)については、欠損法人が4,652社で、欠損法人の割合は40.2%。
- 営業収入金額は1,722兆2,818億円で、このうち利益計上法人の営業収入金額は、1,295兆8,609億円、所得金額は80兆359億円で、営業収入金額に対する所得金額の割合(所得率)は6.2%。
- 利益計上法人における益金処分の内訳を構成比で見ると、社内留保51.8%、支払配当27.0%、法人税額等13.6%、その他の社外流出7.6%。
- 法人税額は14兆2,443億円。また、所得税額控除は4兆7,564億円、外国税額控除は8,196億円。
- 繰越欠損金の当期控除額は9兆3,400億円で、翌期繰越額は75兆5,231億円。
- 交際費等の支出額は3兆5,820億円で、営業収入金額10万円当たりの交際費等は208円。
- 寄附金の支出額は1兆269億円で、営業収入金額10万円当たりの寄附金は60円。
- 貸倒引当金の期末残高は1兆2,832億円。
- 当期発生分の減価償却費の損金算入額は45兆3,697億円で、損金算入限度額に対する損金算入の割合は94.0%。
以上
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