スマート行政DX推進を支援する

情報誌 「新風」(かぜ)

2026年7月号Vol.143

【TKC サポートインフォメーション1】新商品検討プロジェクト新たな業務の〝かたち〟を描くシステム・サービスを検討

 TKCでは、毎年、組織横断によるプロジェクトを組織し、〈行政効率向上と住民福祉の増進〉を支援する新たなシステム・サービスの研究を進めています。
 今年は以下の二つのテーマに取り組んでいます。

1. フロント/バックヤード改革を支援するシステムの検討

 住民との接点である〈フロントヤード〉と、申請に対する審査等を実施する〈バックヤード〉の業務改革は、一体的に考える必要があります。当社では、業務プロセス全体をデジタル技術で変革するために、システムはどうあるべきか検討を重ねてきました。
 今年は特定の手続きを選び、フロントヤードを担うオンライン申請システムや書かない窓口システムと、バックヤードを担う基幹業務システムが、どのように連携すれば理想的な業務フローを実現できるか研究しています。
 そのためには、行政サービスの現場での多種多様な課題や運用の実態を踏まえる必要があります。そこで社内での議論にとどめることなく、お客さまへのヒアリング等も実施しています。

2. DX実現を支援するプラットフォームの研究

 特定の業務を対象とするのではなく、職員の日々の活動をサポートするプラットフォームについて研究しています。
 コンセプトは、職員の皆さんが、「法改正対応」や「日々の業務運用」、「DX推進」など、それぞれの場面で迷わず最適な対応策をとるための〝仕組み〟の構築です。
 研究にあたり、現在、職員の皆さんは二つの課題を抱えていると想定しました。
(1)法制度改正への対応情報に加え、業務進捗や各担当者が保有するノウハウ、各種サポート情報が部門・システムごとに分散し、欲しい情報の所在が分からない
(2)情報は見つかっても「自分が今何をすべきか」が分かりにくく、対応の遅れや改善機会の損失が生じている
 研究中のプラットフォームでは、これらの情報を一元的に把握・活用できる環境を目指します。
 職員個々に合わせた情報を適切なタイミングで受け取り、即座に行動できるようにするには、どのような仕組みとすべきか──AI活用も見据えながら研究を進めています。

◇   ◇   ◇

 「TASKクラウドフェア」では、これらの研究テーマに関するプロトタイプ版システム・サービスをご紹介する予定です。まだ研究途上のものですが、多くの皆さんからご意見を伺い、今後の研究活動にしっかりと反映していきたいと考えています。ぜひ、お立ち寄りください。

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