事務所HP活用事例

事務所経営の変化に対応したコンテンツを掲載していきたい

吉川 透会員

吉川 透会員

吉川透税理士事務所
吉川 透(城北東京会豊島支部)


事務所ホームページ(HP)
http://www.yoshikawa-kaikei.com/

Q HP開設のきっかけを教えてください。

 HPは2005年に開設しました。その当時は周囲でもHPを開設する企業が増えてきていて、「時代の流れに取り残されてはならない」との思いから当事務所でもHP開設に踏み切りました。

Q HP開設後、印象的なエピソードはありますか?

 HP経由のお問い合わせは10件程度で、成約は2件です。そのうちの1件は今年で6期目を迎えるIT系の企業で、最初はHPをご覧になった上で、メールでお問い合わせをいただきました。お問い合わせの理由を聞くと「会社を設立したい!」ということでしたので、直接お会いして面談し、顧問契約に至りました。

 創業時から密接にお付き合いさせていただいてもう6年が経過していますが、その間着実に成長されています。関与当初は創業間もないということもあり、顧問料は安めに設定させていただいていましたが、先日「毎年売上が増えているから」と顧問料も値上げしていただきました。

 今では子会社も設立され、この子会社の関与もお任せいただくことに。お客様からの信頼を勝ち取り、なおかつお客様が成長されていらっしゃることは大変嬉しく思います。

Q HPの位置づけはどんなものですか?

「事務所の広告塔」ですね。以前は郵便局の封筒や電話帳などにも広告を出していましたが、なかなか効果が表れなかったので、今では無駄な広告は一切出していません。

Q 今後、HP上で実施してみたいことはありますか?

 大きく2点あります。まず1点目はコンテンツ差別化のための「お客様の声ページ」の創設です。例えば顧問契約からのエピソードを「お客様からの生の声」として掲載することで「説得力」が増すのではないかと考えています。関与先にとっても、当事務所HPに企業の業務内容等が掲載されるのは関与先企業の宣伝の一助にもなり得ると考えています。2点目は、相続のお客様をターゲットに絞ったコンテンツの充実です。高齢化や税制改正などで、申告の必要性が出てくるお客様が増えると考えているからです。

 事務所経営はもちろん、HPでの情報発信も時代の変化に対応していく必要があると感じていますので、柔軟なHP運営を心がけていきたいと思います。


■吉川透税理士事務所
 住所:東京都豊島区南池袋2-18-9 マ・シャンブル南池袋401
 電話:03(5953)3788

(会報『TKC』平成23年7月号より転載)