事務所HP活用事例
ホームページ経由で8件の企業との新たな出会いが!
中塚省三税理士事務所
中塚省三(関東信越会埼玉東支部)
事務所ホームページ(HP)
http://nakatuka.tkcnf.com/pc/
Q ホームページ(HP)開設のきっかけをお聞かせください。
税務署退官後の平成20年7月に開業しました。開業して1年が経過し、徐々に関与先が増え日常業務も落ち着いてきた頃、担当SCGからの勧めで平成21年8月にHP開設に踏み切りました。
Q HP開設の反響が大きいそうですが、問い合わせを得るコツは?
他事務所との差別化を図り、アクセスをいかに集め、いかにご連絡をいただけるかが鍵ですから、「見に来てもらえるHP」を心がけています。ポイントは、あまり堅苦しくしないこと。「経営」等のキーワードよりもむしろ、温かさや誠実さ、そして税務署での経験を打ち出すようにしていて、私の故郷である佐渡島の方言や、事務所に飾った花を紹介するコーナーを設けています。更新を楽しみにしてくださるお客様もいらっしゃいます。
Q HP開設の効果は当初から意識しておられましたか?
実は、最初はあまり期待していませんでした。けれどもHP開設後間もなく何件かHP経由でお問い合わせをいただいたので、なぜ問い合わせてくださったのかをお客様に直接、聞いてみたのですね。すると「長年の税務署勤務の経験があるから」「佐渡島出身の人には悪い人がいないと思ったから」、女性の方では「顔写真が優しそうだったから」。ユニークな理由では、スモーカーの方から「所内写真を見たら、机に灰皿が置いてあった」というものもあり、本当に多種多様でした。「何がきっかけだったのか?」を分析すると面白いことが分かり、効果的なHPにするためのアイデアも得られます。
おかげさまでHP経由で8件の成約につながりました。今ではHPに対する考え方が180度変わりましたね。
Q 今後チャレンジしていきたいことは何でしょうか。
これからは増税の時代となり、税制改正が頻繁に行われるでしょう。法令遵守はもちろんですが、「知らないことで損をしない」「困った人を助けてあげたい」──。それが私のモットーです。特に相続税が喫緊の課題ですので、相続に関するページ作成や、ブログでの事例掲載にも挑戦していきたいですね。
住所:埼玉県さいたま市岩槻区大字真福寺1510アピア1F
電話:048(795)8128
(会報『TKC』平成23年3月号より転載)