事務所HP活用事例

ビジネスマッチングの機能も果たす毎月更新「関与先インタビュー」

小澤英喜会員

小澤英喜会員

小澤会計事務所
小澤英喜(西東京山梨会青梅支部)


事務所ホームページ(HP)
http://ozawakaikei.tkcnf.com/pc/

Q HP開設のきっかけをお聞かせください。

 関与先にもHP導入や活用について話ができなければと思い、「まずは事務所で実践してみよう!」という考えで開設しました。

 おかげさまで年間で2件ほどHP経由で新規関与先になっていて、これまでのトータルでは10件程度の契約につながっています。料金表やサービス内容をHPに明記しているので、当事務所の方針について事前に理解してくださった方からのお電話が多いです。

Q HP更新の上で工夫されていることは何でしょうか?

 HPはいわば「生もの」。コンテンツが更新されていなければ、事務所も変化や成長をしていないのと同じだと言い聞かせ、定期的な更新を心がけています。新しいことを前向きに取り入れる姿勢も欠かせません。職員全員でアイデアを出し合い、どのような情報を掲載するかを企画しています。

Q 多くの問い合わせを獲得するコツは?

 地元の新聞(西多摩新聞)に広告を掲載しており、そこに検索窓のイラストを描いて「青梅の小澤会計」で検索していただけるように促しています。税理士は地域密着型の商売ですので、地元の方から存在を知ってもらう必要があるからです。どのような機会でもアピールができる場があればHPへ誘導するように心がけています。

 また、トップページには事務所全員の写真を大きく掲載。それぞれの職員の紹介ページも別で作成し、閲覧者が一番気になる「どんな人が対応してくれるのか?」という疑問に応えるようにしています。

Q 関与先のアピールの場としても活用されているようですね。具体的な取り組みについて教えてください。

 毎月1社、当事務所の監査担当が関与先をインタビューし、HP上で紹介しています。HPがビジネスマッチングの場として機能し、新しいつながりが生まれればとの思いからです。実際に見積もりに至ったケースや金融機関へのアピールにもなっているようで、想像以上に反応があったので大変驚いています。さらに、お客様リンク集を作って業種別に掲載もしています(※現在43社掲載)。

 お客様のお役に立ちたい、売上アップに貢献したいという思いがすべてです。今後は裾野を広げさまざまなデータを蓄積していきたいと考えています。


■小澤会計事務所
 住所:東京都青梅市師岡町2-36-1
 電話:0428(22)7882

(会報『TKC』平成23年4月号より転載)