機能 – 機能のご紹介
- ●FX5クラウドは会計システムとしてインプットとアウトプットの効率化を志向し、柔軟性の高いデータ連携機能とExcelで自由に帳表を作成できる機能を搭載しています。
- ●インプットでは業務システム(販売・購買管理など)から切り出したデータを「仕訳読込テンプレート」により、FX5クラウドの仕訳データに変換して読み込めます。
- ●アウトプットではFX5クラウドのデータを抽出できる関数をExcelに追加することにより自由に帳表を作成できます。
グループ統一マスター
グループ各社の勘定科目体系や取引先を一元管理できます。「グループ統一マスター」をメンテナンスするだけで各子会社のマスターが自動更新されます。業績集計時や決算時の勘定科目組替業務を効率化できます。
日常業務
仕訳入力
仕訳入力は、会計伝票・データ連携・仕訳辞書から行えます。便利なショートカットキーや勘定科目に応じた専用摘要の設定により効率的に仕訳入力できます。
Excel仕訳
Excelから"直接"仕訳を登録
貴社独自のレイアウトで作成したEXCELから、直接FX5クラウドに仕訳を登録できます。
Excelファイルを変換する必要がないため、
効率的に仕訳を登録できます。
■仕訳のレイアウトは自由に設定できます。
■全ての項目がExcelに揃っていなくても、固定値や条件を設定することで仕訳を登録できます。
FinTechサービス
金融機関の入出金情報からかんたんに仕訳計上できます
経理担当者は、複数の金融機関(銀行や信販会社)から、インターネットを利用して取引データを自動受信できます。さらに、その取引データをもとに仕訳を“かんたん”に計上できます。
FinTechサービスの特長
- 1 銀行信販データの自動受信機能
- 2 銀行残高と帳簿残高の検証機能
- 3 仕訳元の銀行信販データの確認機能
- 4 仕訳内容の初期表示機能
データ連携機能
既存システムのカスタマイズは不要
「仕訳読込テンプレート」により、ファイルの形式(列等を含む)にあわせて仕訳連携を設定できます。
販売管理システム等のカスタマイズの必要性を減らすことができます。
夜間等の自動読込も可能
仕訳連携を行う曜日・時間等をあらかじめ設定することで、業務が閑散な夜間等の自動連携が可能です。
翌朝のFX5クラウド起動時に、連携結果が画面上に表示できます。
このため、毎朝連携結果を確認するだけで、仕訳入力作業が完了します。
仕訳辞書
入力頻度の高い定型的な仕訳をあらかじめ仕訳辞書に登録しておけます。 必要な項目のみを追加入力することで、仕訳入力を効率的に完了できます。過去に入力した仕訳の仕訳辞書への登録も可能です。
データ検索
年月日の期間指定や勘定科目コード、取引先名等の様々な条件指定により、仕訳データを検索できます。
入力担当者や連携した業務システム名で仕訳データを検索することも可能です。
仕訳帳(ドリルダウン)
入力した仕訳データの勘定科目コードや消費税の課税区分、取引先名等を仕訳帳で確認できます。
その場でドリルダウンし、仕訳データの内容を確認できるため、入力内容の確認が効率化できます。
証憑書類のスキャナ保存制度への対応
証憑ストレージサービス(TDS)への連携
FX5クラウドと証憑ストレージサービス(TDS)をセットで利用いただくことで、FX5クラウドの伝票画面から伝票に紐付く証憑書を直接参照できます。証憑ストレージサービス(TDS)は、スキャナ保存制度の要件に対応したクラウド型のストレージサービスです。
証憑ストレージサービス(TDS)の特長
- 1 証憑書の整理・検索時間を短縮
- 2 証憑書の輸送・保管コストの低減
-
3
データ保管からタイムスタンプまで
ワンストップで提供
消費税課税区分
課税区分別の取引金額と仕訳データを確認できます。課税区分が仕訳データ入力時に未確定だった取引のみを一覧表示して、課税区分を修正することも可能です。
外貨建取引管理機能
外貨建取引の仕訳入力や期末の為替評価換算を行えます。
手形管理
受取手形や支払手形の発生から手形期限日到来までの処理を入力することで、手形の明細管理が可能です。
手形期日ごとに手形金額を集計した手形カレンダーも確認できます。
支払管理
買掛金、未払金、借入金、支払手形の支払・返済・決済予定を一括して管理可能です。
定期的な支払予定、臨時の支払予定も管理できます。支払予定表や支払予定カレンダー等の確認や、総合振込依頼書・IB/FB振込用データの作成も可能です。支払が確定した場合、支払仕訳を自動計上できます。
資金繰り管理
資金取引入力時に収支区分を指定することで、資金繰り実績表を作成し、自社の資金の流れをより明確に把握できます。
「経常収入」「経常支出」等の収支区分ごとの資金繰りに加え、取引先別や口座別等の内訳も確認できます。
月次決算・業績管理
予算実績比較
予算実績比較表では、実績データの予算比較と前年同期比較を一画面で行えます。予算は複数の予算を設定でき、予算を切り替えて実績との比較が可能です。予算進捗状況をリアルタイムに把握できます。
配賦処理機能
本社経費や複数の部門に共通する経費を各部門に配賦し、それぞれの業績をより正確に確認できます。
賦課基準を細かく設定することが可能です。
プロジェクト管理機能
任意のプロジェクトごとに収益と費用を集計し、採算性を管理できます。
プロジェクトの期間は、会計期間をまたいで指定できるため、長期のプロジェクトに対応可能です。
固定資産科目についてもプロジェクト管理の対象にできるため、設備投資プロジェクトにもご活用いただけます。
債権・債務、内部取引高照合機能
グループ会社間の債権・債務残高、内部取引高をいつでも照合できます。会社間の債権・債務残高や内部取引高が照合済みの状態で、連結決算を開始できます。連結決算業務の早期化を支援します。
グループ業績管理機能
グループ会社の業績を画面上で把握できる「グループ業績管理機能」を標準搭載しています。
現場部門長による最新業績問合せ機能
見慣れた業績管理レポートを画面で確認
経理部が月次で作成している業績レポートを設計すると、現場部門長はいつでも最新業績を確認できます。
業績管理レポートを、経理部から現場部門長へ郵送・メール送信する手間から解放されます。
現場部門長が詳細を確認したい場合も、経理部へ問い合わせることなく、ドリルダウンで個々の取引を確認できます。
マネジメントレポート設計ツール
Excelで作成したオリジナル帳表にFX5クラウドの最新データを読み込めます。
Excel関数をそのまま使用でき、FX5クラウドの専用関数も用意しています。一度設計した帳表はExcelを開くだけで最新データがセットされるため、経営管理資料の作成を効率化できます。
部門階層・組織管理機能
組織体系に合わせた「部門の階層別管理」により、よりきめ細かい業績管理に取り組めます。
部門階層の変更は簡単に行え、変更前・変更後の部門階層で実績を確認できます。また、事業の種類別や 地域別といった、組織横断的な視点での仮想組織を設定し管理することもできます。
決算・申告業務
TKC連結会計システムへの自動連携
TKC連結会計システム(eCA-DRIVER)にワンクリックでデータ連携できます。多くのレポーティング・パッケージを連携できますので、決算開示までの業務を効率化できます。
IFRS対応
FX5クラウドとeCA-DRIVERをセットで利用いただくことで、連結財務諸表における過年度遡及修正、包括利益の表示への対応は万全です。IFRSチェンジャーを利用して、日本基準とIFRSの相違に関する組換仕訳を計上できます。
IFRSのアドプションの準備も万全です。
電子申告まで一気通貫
法人電子申告システムとの連携
FX5クラウドと税務システム(ASP1000R、e-TAX連結納税)のデータ連携で電子申告を支援します。
申告書の基礎データだけでなく、電子申告義務化の範囲に含まれる財務諸表・勘定科目内訳明細書も連携します。
運用管理業務
クラウドまたは自社運用(オンプレミス)でご利用いただけます。
クラウド対応
FX5クラウド版のメリット
- FX5クラウド版は、開発・提供からデータセンターでの運用まで、TKCが"All in One"で完全サポートします。
- クラウド環境にて利用頂くことで会社の追加等にもスムーズに対応が可能です。
インターネット回線さえあればすぐにシステムを利用いただけます。 - クラウド環境での利用により、サーバーのリプレースやシステムのバージョンアップ、バックアップ作業を行う必要がなくなります。